社長は男子高校生

株式会社飛脚堂の社長は男子高校生です。

佐野研二郎「7日でできる思考のダイエット」

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一端のデザイナーとして、尊敬する佐野研二郎さんの著書。

佐野さんのデザインや広告、商品に対する考え方が垣間見ることが出来ます。

 

広告や商品というものは、お金を払って観るような映画などとは違って、積極的には、「見てもらえないもの」なのです。

「広告は見られないもの」「見られたとしてもおよそ0.1秒」

広告は基本的に見られない、というところから始まります。

だから、付け足すのではなく、そぎ落とす。つまりダイエットが必要だということです。

 

 

自分の生活がデザインできていなければ、世の中の商品をより良くするデザインなんてできるはずがないと思ったからです。

心が痛いです。以後気をつけます。

 

 

―”フライングをする”という方法を捻り出しました。クライアントからのオリエンで説明を受ける前に、作業をスタートしてしまうのです。

なるほど。

 

 

特定多数の”世の中”にメッセージを届けようとするよりも、身の回りにいる”1人”にアプローチしてみることからはじめることが一番大切なのです。

これはなにも広告だけに言えることではありません。

プレゼンもこれに当てはまります。もちろんブログだって。

 

ブログだって、誰か身の回りにいる”1人”のことを考えて記事を書くことが大切。

この書評の場合、自分に対してと、母に対して書いています。

僕が面白い本を紹介したところで、母は読んでくれないことが多いです。

僕が嫌味を言い続けたせいか最近は読んでいますが、それでもきっかけがないと読まない。

 

そこで、書評(というか気になった所の備忘録)によって、少しでも興味が湧いてくれたら、ぐらいの気持ちで書いています。

母に向けて書くことによって、その周りの人も共感します。

似たような境遇の人も共感します。

 

もちろん書評ブログの場合であって、昨日の記事はどちらかと言えば県職員の方に読んで欲しいので書きました。

記事ごとにアプローチする”1人”は異なります。

 

今日は、僕が忘れてはいけない、とおもった佐野さんの言葉を抜き出しました。

おしまい。