社長は男子高校生

株式会社飛脚堂の社長は男子高校生です。

「魅力のない県」茨城県に魅力のある「偕楽園」はいらない

ZIP!での茨城の特集については賛否両論あると思います。

「茨城の事を取り上げてくれるだけ良い」という人や、

「なんでこんな側面しか取り上げてくれないんだ!」という人。

 

 

偕楽園はなんだか扱いにくい

Facebookで、「なんであのすごい偕楽園を取り上げないんだ?」というコメントを見かけました。

なぜ偕楽園を取り上げないかって?それは偕楽園が微妙な立ち位置で、扱いにくいから。

 

 

 

偕楽園ってそもそもなんですか?

梅の時期の偕楽園

 

言わずと知れた、梅の名所です。

都市公園としてはニューヨークのセントラルパークに次ぐ広さ世界第2位。

 

偕楽園は、第九代水戸藩徳川斉昭公によって造られました。

同じく水戸にある、弘道館(学校のようなもの)と対をなす場所です。

弘道館で勉強したら、偕楽園で息抜きをしなさい、と造られました。

 

毎年梅の時期になると、都心からもたくさんの人がやってきます。

 

 

 

Q.茨城県民「なんで日本三名園偕楽園を取り上げてくれないのさ」

正しくは、日本三公園というんですけどね。

 

ZIP!で取り上げられたのは巨大建造物。

水戸にあるだいだらぼう

月曜から夜ふかしでも、取り上げられたのはつくば研究学園都市。

研究学園都市つくば

 

偕楽園は適当に扱われています。

 

 

 

A.茨城は「魅力のない県」というレッテルを貼られてしまったから。

答えは、茨城は「魅力のない県」だからです。

魅力度ランキングで47位になってしまったからです。

 

テレビで求められているのは、

「茨城が魅力度ランキングで47位になったぞ!」

「県のHPが自虐的になってるぞ!」

「県民に聞いても確かに魅力が出ないぞ!」

「でもいいところはあるんだよなぁ…なんか足りないんだよなぁ…」

「コレを打ち出していけばいいじゃん!(つくば研究学園都市・巨大建造物)」

という一連の流れです。

 

「魅力のない県」というレッテルを貼られてしまい、そのレッテルを最大限活用しようとしている茨城。

その「魅力のない県」という看板を背負った茨城に、「偕楽園」という既にある程度お客さんが来ている魅力的なスポットは要らないんです。

ネタにする側の立場として邪魔なんです。

 

「こちらが茨城県民が気づいてない新しい価値を発掘してやろう」という上から目線なんです。

すでに観光資源として、ある程度(少なくとも梅の時期は)成り立っている偕楽園になんか興味はないんです。

 

仮に興味が出たとしても、扱いにくいんです。

だって梅の時期人いるんだもん。

50代より上の世代に特に人気のスポットだもん。

 

偕楽園の良さなんて50過ぎてからじゃないと分からないもん。

 

ということで、「偕楽園」を取り上げてくれるのは旅番組オンリーという結論になってしまいました。

早く旅番組さん、「偕楽園」を取り上げてください。