なめてました。ほしいも早食い競争に参加した飛脚の末路…
なめてました、ほしいも500g。
いや、はっきり言って、余裕のよっちゃんイカだと思ったんですよ。
余裕のよっちゃんイカ。
受付に行って、
「他の参加者はみんな大人だよ」って言われたとき、少しビビリました。
でも、大学生のように、ガッツリ食べそうな人はいなかったので安心安心。
予選は3回に分けて行われました。
ぼくたちは一番最後の回だったので、2回相手の動向を見るチャンスがありました。
いざ1回目の予選。
ぼくは確信しました。
「あぁ、これいけるな。」と。
誰だってそう思います。
食べるの遅いし、
なんかずっと噛んでるし…
5分とかかかってるし…
2回目も改めて感じました。
「あぁ、これいけるな。」と。
こんなの余裕のよっちゃんイカですよ。
イケるイケる。
高校生なめんなよ。
腹減った高校生なめんなよ。
そう思いました。
やった人に司会のラッキィ池田さんが感想を聞いていたんです。
「アゴが疲れました」と参加者の1人。
ぼくらはココでも差を付けて圧勝してしまうのか、と内心。
なぜなら、対策としてガムを事前に噛んでいたから。
アゴのウォーミングアップです。
味が出なくなるまで噛み続けていたので、アゴはとっくに温まっていました。
飛脚の格好になり、いよいよステージに上がります。
何気に地元で初飛脚でした。
ふざけんなってぐらい寒かったです。
ステージ北向きですし。もちろん日光なんてあたりません。
加えてその日は超強風。
風が吹き荒れるのなんのって。
「まじふざけんな」ってぐらい。
まぁ寒いのはいいとして、アゴはしっかり温まっていました。
ウォーミングアップ完了済!
この日は腹掛のしたにTシャツを着ていたとはいえ、下はふんどしだけ。
しっかりセクシーな太ももを見せつつ、ラッキィ池田さんにいじってもらいました。
しっかりとアピールしておきました、地元愛。
東京や埼玉のチームに負けていられるか、と。
こちとら、ほしいもの名産地に育って16年。
どんだけほしいもを食べてきたと思ってるんだ!、と。
「寒いので早く始めてください!」とガタガタしつつ、いよいよスタートです。
作戦も事前に立てました。
「ほしいもは固いので千切って食べよう作戦」です。
さぁスタートしました。作戦通り千切ってから口に入れます。
口に千切ったのを数枚いれて、噛んd…
なかなか噛めないんですよね〜これがね~^^
いやいや、そんなことはないない。噛めばちぎれるはz…
なかなか噛めないんですよね〜これがね〜^^
これがなかなか噛み切れない。
うちでよく食べるやつは柔らかい丸干しだったり、まだ完全に固くなってないやつだったりするんですね。
▲地元の人以外にはあまり知られない丸干し。とってもおいしい。
なので異常に固く感じる。ガムでアゴのウォーミングアップは済ませたがいいが、実戦練習が足りなかったということです。
いや、でもしかし、まだ勝負は付いていません。どうやら周りのチームも相当の苦戦を強いられているようです。
そりゃそうだ、固いんだもん。
ふと、あることに気が付きました。千切っている間、口を動かせないことに。
難しいですね、マルチタスクって。千切っている間は、そっちに気を取られてしまい、全然口を動かしてませんでした。
というか多分千切りすぎたんだと思います。ラッキィ池田さんも「千切りすぎだよー!これ(笑)」みたいな感じでしたから。
ほしいも食べてる姿って、かなり絵が地味なんですね。
そりゃもう恐ろしく地味。
なので、パフォーマンスをする者の端くれとして、お客さんへのファンサービスへ走ってしまうんですね。
手始めに、となりでBGMとして太鼓を叩いている人へ干しいもを食べさせようとして、「あーげない」ってする、とかですね。多分これで5秒ぐらいロスしたんだと思います。
次にガタガタ震えるんるんです、あからさまに。
「見てるこっちが寒そう(笑)」と言われました。
実際寒かったので、ネタでやってるのか本気でやってるのか自分でもわからなくなってきました。
しまいには一気食いして口いっぱいに詰め込むんですね。そうすると何が起こるか。
全くもって噛めなくなるんです^^
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結果はお察しの通りですか?
ということで来年は何としてでも優勝を勝ち取りたいと思います。
今から来年に向けて練習しますね…
(この記事は夜書きました。)
画像は幸田商店からお借りしました。