成長する子どもは「ナルシスト」で「自惚れ」で「素直」
今回も「伸びる子の育て方」よりご紹介します。今回は、「自己肯定感」を育むために大切なこと。
ナルシストで自惚れること
「子どもが伸びるために一番大切なものは何か」―それは、「自分が好き」という気持ちをもつことです。自分のいいところも、ダメなところもひっくるめて、自分を認め、肯定する気持ち。それを「自己肯定感」と言います。
自分を認めてあげる。自分はすごいと思い込む。「ナルシスト」とか「自惚れ」とか言われるけど、それでいいと思います。「自己肯定感」はその気持ちから生まれます。
小さな子どもは、みんながみんな「ナルシスト」で「自惚れ」ています。だってナルシストじゃなかったらプロ野球選手になりたいなんて言わないし、総理大臣になるなんて言わないじゃないですか。「ナルシスト」だからこそ、自分の将来に可能性を持っています。ちなみにぼくの将来の夢は「芸能人」とか「お笑い芸人」です。今でもなれるものなら「落語家」になりたいと思っているので、あまり変わっていないようです。
ぼくは総理大臣になってみたいなぁと思うことがたまにあります。ぼくは総理大臣になれる可能性を十分持っていると信じています。いや冗談抜きで。多分「自己肯定感」が強いからでしょう。自分で言うか感がぷんぷんしますが、その通りだと思っています。
そして、素直であること
サッカーのユーズ日本代表を育てていた人が、のちに世界で活躍する選手には共通する特徴があると言っていました。ひとつは、「勘違いの自信」をもっていること。子どものころからー強い信念があるそうです。もうひとつの特徴は、素直であること。人のアドバイスにとにかく素直に耳を傾けるそうです。
「ナルシスト」なだけでなく、「素直である」ことも大事です。人から言われたことはとりあえずやってみる、素直に聞き入れる。
高校生までは「ナルシスト」でいいと思うし、「自惚れ」ていていいと思います。素直になって先生から怒られることも忘れずにね。