社長は男子高校生

株式会社飛脚堂の社長は男子高校生です。

親御さん必読!お風呂掃除マイスターなるものを作ってみた

 

 

 

最近、風呂がぬめぬめする。浴槽がぬめぬめしているのだ。さらに浴槽の別の部分では、ざらざらしている。浴槽がざらざらしているのだ。

我が家の風呂掃除は妹に任せてある。しかしである。ここ最近、妹の風呂掃除を見るに、ろくにやってないのである。

僕「風呂掃除してー」

妹「はーい」

〜1分後〜

妹「終わったー」

僕「!?」

ということがしばしばである。僕が業務改善命令を出そうものなら、

妹「ふんっ!」

と言って聞く耳を持たない。そのせいで、浴槽が「ぬめぬめ」とか「ざらざら」している。さて困りもの。

そこで、お風呂掃除マイスター制度を我が家に導入しようと考えた!!

 

マイスターの称号です!

 

ぬるっと作ってみました。

 

その名も OFURO SOJI MEISTER

 

「お風呂掃除マイスター」とはどういうものなのか。お風呂掃除マイスターとは、その名の通りお風呂掃除のマイスター。つまり、お風呂掃除職人、お風呂掃除達人。いずれにせよ、お風呂掃除がうまく出来る人に与えられる称号ということだ。

 

お風呂掃除マイスターマニュアル

折角なのでマニュアルを作ってみました。

 

お風呂掃除マイスターランク

試しに作ってみました。一番ランクが高いのがプレミアムマイスター(英語とドイツ語が混ざってるってどういうことだ!とか気にしないで)。A、Bと続き、一番下が見習いマイスターです。ちなみに僕はプレミアムマイスターです。何か文句でも?

マイスターランクが上がると給料が良くなります。そのため、みんなランクをあげようと努力します。

 

マイスターのランクピラミッドです。

 

 

 

マイスターランクを上げるには?

給料を良くするためにマイスターランクを上げることは必須。マイスターランクを上げるためには、昇格試験をクリアしなければいけません。。

マイスター昇格試験

マイスター昇格試験の内容は

  1. 親アンケート
  2. タイム計測
  3. 日々のチェック欄確認
  4. 実技試験

の4つの項目からなります。

 

1.親アンケート

毎日快適に入浴出来ているかどうか、親アンケートと称し、2人にアンケートに答えていただきます。アンケート内容は、「汚いと思ったことはありますか?」「ぬめぬめを感じたことがありますか?」など、全10項目ほど。

 

2.日々のチェック欄確認

毎日、「ぬめぬめが取れたか」「用具はきちんと絞ったか」などのチェック項目にチェックを入れてもらい、昇格試験のときにチェックします。チェックが入っている=実技試験もしっかり出来るということです。チェック漏れが多かったら昇格は出来ません。

 

3.タイム計測

1分で終わらせる妹対策です。真面目に風呂掃除していたら、どんなに短くたって3分はかかるはず。そこで、実技試験とは別に、昇格試験中にタイム計測を2回行います。標準で5分程度あったら十分でしょう。3分だとギリギリです。

 

4.実技試験

さぁここが一番の難関。ハナワヨシノリ鬼教官が目を厳しく光らせる、実技試験です。どの項目からどのようにチェックされるかは試験者には知らされません。ですから、いつもより念を入れて掃除しないと昇格できるか分からないのです。その分いつもより力が入る風呂掃除に。

 

このように、4つの角度から総合的に判断し、各項目の基準点を4つとも上回っていれば昇格です。晴れて給料が増えます。マイスター昇格試験は3ヶ月に1回です。ちなみに、昇格試験期間は2週間。いつタイム計測があるか分からないのが怖いですね。

 

マイスター研修制度

晴れてマイスターになれる!、とその前に、マイスター研修をします。マイスター研修は、スペシャルプレミアムマスターマエストロマイスターの僕が、研修をします。もちろん風呂掃除について。これにより、より風呂掃除に磨きがかかるはずです。これを受ければあなたも一人前の職人です。

 

抜き打ち試験

たまに急に試験をしたり、急にタイムを測ったりするので、気が抜けません。ちなみに、抜き打ちで不合格だと業務改善命令を出されます。お駄賃が下がる危機ですので、業務改善命令が出てからは真面目に掃除するでしょう(と思われます)。

 

 

あなたの家でもマイスター

と、どうしたら妹がしっかりと風呂掃除をしてくれるのか、と考えた結果、このマイスター制度を思いつきました。どの家庭でも出来ますので、是非導入してください。マイスターとか、そんな聞きなれない称号を与えられたこともは大喜び。「おれがこんな称号を?ふぉぉぉぉぉ!」となります。ちょろいちょろい素直ですね。別にお風呂掃除でなくても出来るので是非。是非。

 

///次回予告///

「頭でっかち」とか「知識バカ」とかよくバカにするけれど、案外大事なことだよ。