社長は男子高校生

株式会社飛脚堂の社長は男子高校生です。

「いいね!」の弊害

いいねボタン

 

 

TwitterFacebookでは、褒めることしかしません。だって、褒めるのはただですし、リスクもないです。叱る、怒るはどうですか。気力も使うし、リスクおおありです。

 

ネットで褒めるということは、リアルで褒めるよりも簡単で、PCやスマホで言葉を5文字も打ってTwitterに投稿すれば褒めることができるし、Facebookなんて一押しです。一押しですよ、一押し。

そもそも「いいね!」という名称自体ちょっと難ありなんです。「いいね!」だけでなく「気になるね!」だったり「なんだか面白そうだね(笑)」とか、嘲笑が入ってるかもしれないんです。押している人の気持ちは十人十色。それを十把一絡げにしてこれは「好意としていいね!」と言ってくれているんだ、とか思ってしまうのは違うと思うんですよね。

 

もちろん、「いいね!」を押しているとか、コメントしているということは、自分に対して少なくとも何らかの感情・興味を抱いているということです。でも、その感情は全て賞賛や好意として受け取るのは間違いです。危険です。最近では「いいね!」ですら無感情で押しています。

 

つまり、好意としての「いいね!」の大安売りです。別段「いいね!」だからこうなったというわけでなく、「ありがとう!」というボタンが置かれたら、「ありがとう!」の大安売りが始まります。

 

「いいね!」ではなく、「見たよ!」とか「確認したよ!」ぐらいのニュアンスの人が大半です。そう思っておくと、リアルで傷つくことは少なくなるんじゃないですか。