社長は男子高校生

株式会社飛脚堂の社長は男子高校生です。

大事→仕事を任せて放ったらかしにするということ。

 

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放ったらかしにするのって難しいよなぁ、って話。


 なんでも自分でやりたい!とかいう性格なので、人に任せるより自分でやった方がいいじゃんと思います。昔はそうでした。学校の行事とかでも、仕切るのは自分なら、作るのも自分、やるのも自分。

 昔はそれで良かっんだけどね。いや、その時だって、果たして上手く回っていたのかは知らないよ?

 とにかく、高校の文化祭ともなると、自分が関われる範囲は限られています。それでも、実行委員の中でも権限がある執行部というところに入らせてもらって。

 執行部は執行部で仕事がかなりあります。とてもじゃないけど1人でこなせる量じゃない。体が何個もあれば別だけど。時間が僕だけ48時間とかなら別だけど。できることなら全部自分でやっちゃいたい。

 でも、そうはいかない。

 最近は、人に仕事を割り振っていくということができるようになりました。他の実行委員に割り振ったり。自分1人で考えずに、積極的に他人に意見を求めたり。

 結構大きな進歩だと思います。「任せる」ということ。つまりは、自分はその仕事を「放ったらかし」にするということ。相手に信頼を置いています。

 武雄市の樋渡市長も、「人が自分から動くようにするなら、決定権を持たせること。決定権を持たせれば、自発的に動くようになっていく」なんてことを言ってました。

 なるほどなるほど。どんなに小さい決定権でも良いらしいです。これはいいこと聞いたな。

 僕1人が決定権を持っている間は、僕1人しか自発的に動くことが出来なかったんですね。役割を細分化して、それぞれに与えて決定権を持たせる。責任が生まれて、自発的に動くことができる。

 樋渡市長「悪いことだけ僕に報告するようにしてって言ったの。そしたら悪いことが山のように報告されて(笑)」楽しそうでなによりです。